施工実績

薪ストーブと漆喰塗り壁で暮らす自然派 隣棟型2世帯の住まい(2期工事)
  • 計 画
  • 設 計
  • 施 工
  • 完 成

松本市で、「薪ストーブと漆喰塗りで暮らす隣棟型2世帯の住まい(2期工事)」
が始まりました。
基礎工事開始前に、地面に位置を確認する様子の写真

先に着工した住まいは、大工工事が終盤戦に差し掛かってくる中で、
2期工事として、隣棟になるもう一つの世帯の住まいが着工いたしました。
【1期工事の 隣棟型2世帯の住まいを見る】

薪ストーブと漆喰塗り壁で暮らす隣棟型2世帯の住まい(2期工事)の写真

建物位置がしっかりと確認できれば、建物の設置高さを確認しながら、
基礎の底になる部分をめがけて堀り進めていきます。
基礎工事掘削の様子写真

入念に転圧を施しながら、ベタ基礎の底になる形状を作ってきます。
ナガノでの家づくりの場合、11月にもあると寒さが厳しくなってきて、
コンクリートを扱う工事の場合には注意が必要です。

現場からも職人さんが、
捨コン工事を施した後に、養生として保温シートをかぶせて、
コンクリートが冷えすぎないように配慮をしてくださっています。
基礎工事の配筋の写真

捨コンが完了してから、基礎の配筋を施工していきます。
配筋が組みあがると、私たちが現場で検査をしてきます。

そして、見落とされがちで注意が必要なのが、防湿シートの破れ。
しっかりと、下の防湿シートの破れがないかもチェックしていきます。

どうしても、施工している時に破れないように気を付けてくださっていますが、
破れてしまう時もあるので、しっかりと確認をしていきます。

 

立上り部分の配筋が終わると、
今度は水平部分と、内部の基礎部分の鉄筋を配置していきます。
住宅用コンクリート基礎の鉄筋をくみ上げている様子

基礎の配筋が完了すると、
いよいよ基礎のコンクリートを打設していきます。

職人さんたちが確認しながら鉄筋を編み込んでいきます。
鉄筋の配置をした基礎
上部構造の間取りが開放的であればあるほど、
基礎の鉄筋の配置は強固なものになっていきます。

それゆえ、鉄筋の本数が増えていったり・・。
検査も、しっかりと本数を数えていきます。
基礎屋さんも一緒に、確認をしていきます。

数が多いので、鉄筋を結わえている箇所が、結わえそびれていたりすることもあるので、
指摘を出しながら、検査をしていきます。

補強すべき箇所にも、補強する鉄筋が無い場合は、指摘を出させていただき、
忘れないうちに、その場で鉄筋を追加してもらいます。

基礎の配筋を検査する様子

鉄筋の間隔も間違いがないか、写真で記録しつつ、確認をしていきます。

鉄筋検査の様子写真
細かく検査をしていき、
本数が足りない箇所や、結線が少ないところは指摘を出していきます。

鉄筋を確認していく様子写真
鉄筋の太さ(サイズ)にも細かい指定をしているので、
間違いがないかをしっかりと確認していきます。

鉄筋の先端に、フックが不要であることを、
構造計算によって確認をして、適切な施工を行っていきます。

 

鉄筋のかぶり厚さを確保されているかの検査写真
鉄筋の表面にかぶされるコンクリートの厚みがしっかりと確保されているかも、検査していきます。
「かぶり厚さ」がしっかりと確保できているかを検査します。

下水配管の下準備の写真
下水配管が、基礎の一部を貫通していきますので、
問題がないかを検査していきます、
鉄筋を切り取ってしまう部分に施工していく必要がある場合は、
必要な鉄筋の補強が入っているかをチェックしていきます。

耐圧盤のコンクリート打設の様子写真
鉄筋の検査が完了をもって、ようやくコンクリートの打設が許可されます。
コンクリートをポンプを使って、打ち込んできます。

コンクリートを打ち込んでいく様子写真
建物の外周部分からコンクリートを打ち込んでいき、
振動機を使って、空気を抜き出しながら密実なコンクリートになるように、
施工を進めていきます。

ポンプで打ち込むため、圧送の圧力で、
型枠が押し広げられてしまうので、4人がかりで打設をしていきます。
結構、集中力が必要になるタイミングです。

検査をする方も、水糸の通り芯のラインを気にしながら施工を見守っていきます。

耐圧盤の均し工事の様子
外周部の打設が進められると、今度は内部の耐圧盤コンクリートを打設していきます。
こちらも、鉄筋が網の目状に配されているので、
振動機を当てて、空気を抜いたり、鉄筋下にコンクリートが入り込むように施工をしていきます。

流し込みができると、表面を均していきます。

耐圧盤の均し状態の様子
このタイミングできれいにならしておくことで、
床を施工する束や、上下水配管の施工がとても楽になります。

床下に潜ったときに点検するときに服が引っかかったりも防止できるので、
地味なようですが大切な作業です。

コストをおさえようとすると、
荒っぽい仕上げにすればよいのですが、長い目でみると、デメリットもあるので、
しっかりと施工をしていきます。

養生の様子
1日がかりで、耐圧盤のコンクリートを打設して、
夜の寒さを考慮して、養生を掛けてしばらく乾燥させていきます。

型枠施工 立上り型枠の様子写真
耐圧盤の施工が完了すると、
今度は、土台や柱が乗る部分にコンクリートを打ち込むための型枠を施工していきます。

同時に、
土台を固定するためのアンカーボルトの取付位置も確認をしていきます。
アンカーボルトの施工写真の様子
アンカーボルトが正確に据え付けられているかも、
検査をして確認していきます。

アンカーボルトの施工写真
引き抜け防止金物のホールダウンを固定するためのアンカーボルトも施工を確認していきます。
治具を使って、柱かの離れ距離などを設定して、固定箇所を定めていきます。

立上りコンクリートを打ち込む様子の写真
アンカーボルトのチェックが完了して、
立上りのコンクリートを打ち込んでいきます。

この時も、圧力で型枠の位置がずれないか確認しながら進めていきます。


振動機で、空気を抜きながら、密度が詰まったコンクリートになるように
施工していきます。

立上りコンクリートを養生する
立上りのコンクリートが打設完了すると、
また養生をして、乾燥をさせていきます。

規定時間乾燥させたら、型枠を外して、いよいよ上棟を迎えるようになります。
楽しみだ~。

 

基礎の乾燥養生を終えて、
床の下地になる土台を大工さんが敷き込んでいきます。

オープンシステムでは、
職人さんたちからも作業の報告が送られてきます。

もちろん、大工さんからも報告の写真が届きます。

 

土台の敷き込みが完了すると、
いよいよ棟上げ工事を迎えます。

冬場の上棟になると、夕方の日が短いため、
あらかじめ柱を建て起こしておくようにして、
上棟の時に屋根まで到達できるように時間を調整していきます。

事前に、大工さんが1階部分を施工して、
時間を調整してくれます。

 

そして、いよいよ上棟を迎えます。

早朝、大工さんたちに集まっていただき、
上棟開始前に、お祓いと工事の安全を祈願して始めていきます。

 

上棟のお祓いの写真

お施主様から、上棟を迎えるために応援に駆けつけてくれた
大工さんたちにお礼をお伝えして、上棟を行います。

大工さんの連携によって、スムーズに作業が進められていきます。

今回の設計は、
屋根面が片流れで大きな面積を有しているため、
慎重に作業を進めていきます。

 

クレーンを巧みに操作しながら、
材料が持ち上げられて、作業が進んでいきます。

上棟後の屋根面を雨養生をして完了

屋根面も雨対策養生をして、上棟を完了していきます。

 

耐力壁面材を施工する写真
外壁面には、耐震用のパネルを施工して、建物の剛性を高めていきます。
 

北アルプスを望む浅間温泉の家で大工工事が進行中の写真

建物の外部が囲い込まれ、
ここから、断熱工事に向けて大工さんが下地を仕込んでいきます。

下地工事が完了すると、次は断熱工事と気密測定になります。

 

屋根断熱施工前の様子写真
屋根の断熱材を施工する箇所においても、下地を配置して断熱材の準備完了です。

 

断熱材を施工する前に、
お施主様にもお立合いをいただきながら、現場でスイッチとコンセントの確認打合せを行います。

 

室内で使う電気備品が増えてきた昨今、
暮らしの流れをイメージしながらスイッチやコンセントの数を確認していくことがとても大切です。

 

あ~、、ここにつけておけば、、、
ということが少しでも減らせるように、現場で一緒に動いて、
高さを確認しながら、図面では描き切れないことも確認をしていきます。

 

その時に、
お客様の使い勝手ももちろんなのですが、出来上がりをイメージしながら、

 

「ここには、板張りがくるから、コンセントがそこにあるとちょっともったいないかも。」

 

といった、見栄えのイメージもお伝えしながら、確認していくように心がけています。

 

「美(デザイン)は、細部に宿る。」(本来は、「神は細部に宿る。」ですが。。)

ディテール(細部)を丁寧に検討する。
ことが、のちの使い勝手や、飽きの来ないデザインにつながるように感じています。

現場でスイッチの位置を確認して指示を出す写真
現場で確認した内容を、職人さんに伝えるように現場でメモを残していきます。

 

伝言ゲームにならないように、
お施主様と一緒に現場に変更箇所を直接書き残していきます。

 

分かりやすいように、ピンク色のテープを採用しているのも、ポイントです。

 

どんな使い方をするものなのか?
という言ったことまで、職人さんに伝わるといいですよね。

英設計の行う、
オープンシステムで施工する物件は、現場で施工してくださる職人さんにも、

どういった意図なのか。
どんなふうに使いたい建物なのか?」といった

 

コンセプトまで、できる限り共有できるようにお伝えをしています。

 

設計事務所と専門職人さんたちが、お施主様の想いを最大限くみ取って施工できるように。

現場を確認するお施主様の様子写真
お施主様にも、
実際に、現場に立ち会っていただいて、確認作業を行っていきます。

 

この日は、上棟してバルコニーからの景色を初めて確認していただきました。

 

あいにくの天気でしたが、
目の前に広がる河川や、駐車場との高さ関係などを確認することができてよかったです。

 

スイッチとコンセントの確認をしながら、
図面ではよくわからなかった点などもご説明させていただきながら、
打合せを進めていきます。

 

もうすぐ、断熱材を施工して気密測定に入ります。

こちらも楽しみです。

 

現場では、天津君が断熱施工前に現場で打合せをしていきます。

 

どこの範囲に断熱材を施工するのか。

厚みは、どこを基準に考えていくのか。

断熱材施工前打合せの写真

断熱材施工前打合せ

断熱材を施工する前に、

「断熱ライン」と「気密ライン」を整理しながら現場を確認していきます。

 

設計時の気を付けているポイントを、一緒に現場に立って確認します。

「図面通りにやっといて。」ではなく、

現場で質疑がないかを確認しながら、施工を指示します。

 

 そして、施工。断熱材が施工された様子写真

 

設計時に指定している断熱材の厚みがしっかりと確保されていることが確認できます。

断熱材施工直後の写真

 

施工後の清掃が行き届いているので、気持ちの良い感じ。

大工さんに再度バトンタッチされていきます。

 

清掃がきちんと行われている様子の写真

 

 

バルコニー施工完了の写真

断熱工事が完了すると同時に、バルコニーの防水工事も完了しました。

 

ここから、大工さんの工事が加速していきます。

現場のチェックも忙しくなります(笑)。

 

ちょっと休憩中の大工道具たち ちょっとだけ、大工道具たちも、休憩~。

  

大工さんは、できるだけ天気の良い時に、外部の工事から完成させていきます。

 

その隙間を狙って、「気密測定」を行います。

 

気密測定の大切なポイントは、「工事中」に行うこと。

 

気密の欠損がないかをチェックするためには、工事中の検査が重要です。

 

気密測定の様子写真

自社検査ではなく、あえて外部の検査員に委託しての検査です。

捏造や詐称をしていないためのエビデンスでもあります。 

 

検査中には、

気密の欠損部位がないかをじっくりと探し回ります。 

 

気密検査中の様子写真

 

主には、大工さんが丁寧な施工をしていてくれるので、

ほぼ補修箇所はありませんでした。

 

気密測定の結果写真

結果は、C値=0.2で、合格です。

 

室内の間仕切り壁をふさいでいく工事に対して、OKの合格です。

 

気密検査を行ったあとは、

柱や梁を止めつけている構造金物が適切なものが施工されているかもチェックしていきます。

 

図面通りの内容が現場できちんとできていることがあって、

はじめて、図面通りの性能が発揮されます。 

 

部材の数はとても多いので大変ですが、

抜き取り検査ではなく、図面通りかを全箇所チェックしていきます。

 

ここには、第三者の検査員も入れての検査を行い、二重のチェックをしていきます。

 

構造の筋違や耐力壁部材はもちろん。

筋違の施工写真

固定用の金物なども、図面通りに施工されているかを全数チェックしていきます。。

構造金物の検査

壁に隠れてしまう部分なので、目視の検査をして、

写真の記録をして、最終のお引渡し書類の中に印刷してお引渡しします。

 

耐力壁パネルの施工確認写真

耐震用のパネル材のビスの間隔までも確認をしていきます。

 

大工さんは、その間に外壁の板張りを施工していきます。

外壁の下地構成の写真

外壁の下地の中にも、湿気がこもらないように下地の組み方を工夫して施工していきます。

 

換気扇の開口部に注意する写真

換気扇など、外壁の貫通部分は、雨漏れの対策に余念がなく、

最新の注意を払います。

 

丁寧な施工の大工さん

外壁には、いろいろな金物がとりついたりもします。

大工さんは、外壁の仕上げを現場の形状に合わせて、様々な機械を使って

併せてくれます。 

 

板張りや、下地で干渉する部分は、一か所ずつきれいに加工をしていきます。

 

加工して製作する大工さんの写真

 

丁寧にした処理をした材料を外壁に、施工していきます。

外壁の板張りの様子写真

外壁の仕上げ工事

今回は、板張りと塗り壁の上下で2トーンの仕上げ。

切り替わり部分には、雨水が入り込みにくいように、

水切りを仕込んでいきます。

 

ちょっとしたことですが、防水の安全性が大きく変わります。

見た目優先だとなくしたいところですが、

建物の長持ち性を考慮すると、きちんとつけるべき部材です。

省略せず、見た目の格好良さだけにこだわりすぎず、

性能とのバランスを確保します。

 

内部の板張り写真

室内側も並行して進んでいきます。 

大工さんからも、工事の進捗の様子が、メーリングリストで報告されます。

 

薪ストーブのとりつく天井の板張りも完了しました

大工工事も半分を過ぎました。

 

もうすぐ、仕上げ工事の準備が始まります。

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※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

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