スタッフブログ
基礎工事が着手して、基礎の骨組み「鉄筋」を施工して、検査をしていきます。

英設計では、
自社で、基礎の構造計算を行い、配筋のピッチやコンクリートの深さを検証しています。
現場でどのようにすることが合理的か、各現場で検討しながら設計させていただいています。

基礎屋さんによって、配筋工事が完了すると、
現場で、図面通りの施工になっているかを検査していきます。
構造の一部なので、もちろん抜き取り検査ではなくて、「全数検査」となります。
前個所を検査チェックしていきます。

床下を人が点検できるように「人通口」と呼ばれる部分を設ける場合、
基礎のコンクリートが欠落してしまうので、
鉄筋などで補強をしたり、一部深さを深くしたりして、強度を確保します。
そのために、補強計画した部分も図面通りの寸法になっているか、
メジャーを当てて検査していきます。

鉄筋自体も図面指示通りの内容になっているかをチェックしていきます。
ほかにもたくさんの検査箇所があります。
一つずつ検査をして、記録保存していきます。

基礎部分には、お水や下水、といった給排水設備も配管されるため、
こちらの部分もコンクリートを流し込む前に検査していきます。

自社検査が完了すると、
第三者検査員に検査をしてもらい、ダブルチェックを行います。
もちろん、指摘箇所は自社検査で修正済みのため、第三者検査は問題なく合格です。
第三者検査は、メイン検査ではなく、予備の検査になります。
保険の第三者検査は、保険で義務図けられている部分のみの検査しか行わないため、
すべての項目を検査しているわけではありません。
きちんとした検査をするためには、設計事務所や、建築士がしっかりと検査をすることが重要です。