暮らしのコラム
2025/09/01 Mon
設計の工夫の中で、「中庭」の設計も可能です。

周囲の建物から、視線とカットして、
完全プライベートな空間を実現することも可能になるので、
中庭も一つの設計の中で落ち着いた空間を演出することが出来ます。
でも、実は構造上注意することが必要なポイントもあるのです。
構造上力の伝わり方を考慮した注意点
中庭は、建物形状として「不整形」になりやすいので、
内部の空間を考えると同時に、「構造上」も配慮をして設計することが大切です。
写真に加筆をした、
中庭としての外郭(最外周部分)をしっかりと、
構造の骨組みとして、接続しておくことが大切になります。

ここをしっかりとつないでおかないと、
地震の力が加わったときに、上手に力が伝わらず、
計算上は、耐震等級3だけれど、建物に大きなダメージが残ってしまった。。。
ということになりかねないので、
中庭の設計は、建物の構造の一部として計画していくことが大切になります。
中庭も、空間として豊かな場所になりやすいので、
間取り、空間、光、構造、が同時に成り立つように設計できるとおススメです。
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