スタッフブログ

先日、常念岳を望む木組みにてお施主様とお打合せを行いました。

現場で、外壁の塗り壁パターンをチェックいただきました。

 

左官職人さんが、目の前で打合せのパターンを描いてくれます。

実物をサンプルよりも大きなサイズで確認していきます。

オープンシステム 英設計 外壁 塗り壁 確認 打合 

 

実際に目の前で見てみる確認をしてから、施工していきます。

外壁 塗り壁確認 現場打合 英設計 オープンシステム

 

色とパターンが確定したので、

いよいよ、外壁の仕上げに入っていきます。

 

外壁の塗り壁も仕上がっていくと、雰囲気が一気に変わります。

スピードアップして、進んでいきます。

 

今回は、外壁の板張りは少なく、塗り壁と「木組み」の感じが印象的な外観。

早く足場が取れるといいなあ。

 

打合せしたころは、12月の後半。

冬至の時期です。

 

太陽の陽ざしがとっても低くなる時期。

 

気温も低くて、太陽の陽ざしをできるだけ取り込むように設計することが

パッシブ設計の中では大切なポイントになります。

 

打合せの時から、南側の建物の高さを考慮して、

設計をさせていただいてきました。

 

冬至 日射取得 サッシに降り注ぐ あたたかい陽

現場を確認した、12月21日も、1階の窓サッシの上に太陽の陽ざしが差し込んでいます。

冬至 太陽 陽ざし コントロール

窓サッシが黒色で、塗り壁の下地と同化してわかりにくいですが、、、(笑)

窓サッシの上にも太陽の陽ざしがしっかりあたっているので、

リビングへの陽ざしをしっかりと確保できます。

 

よかった~。

 

もちろん、軒の出をしっかりと出しているので、

夏場の日射もカットできるように考慮した設計。

 

2階のお部屋も、

太陽の陽ざしがしっかりと届きます。

 

冬至 日射取得

もちろん、2階の陽ざしも夏場はカットできるように軒の出の長さとサッシの高さを検討して決めています。

 

きちんと部屋の奥まで届くように。

部屋の奥まで届く光 太陽の陽ざし パッシブ設計

収納の奥の壁まで届いています。

 

明るいお部屋はもちろん大切ですが、

「どの方向(方位)にどの大きさの窓があるべきか?」 を検討することは大切です。

そして、

「その窓に求める性能は、いくつにするか?」

という手順で決めていきます。

 

エアコンの効きが悪い(?)

暖房の効きが悪い(?)ということは、

エアコンの能力に対して、外部から取得している熱量がコントロールできていないかもしれません。

もちろん、断熱と気密も。。。

 

省力化したエネルギーで生活できるように、信州の暮らしを設計に日々努力・研究をしていきます。

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