スタッフブログ

常念岳を望む木組みの家では、大工工事が終盤戦に突入しそうです。

下地組の作業がほぼ終わりを迎え、

仕上げの床材や、クロスの下地の石膏ボードを張り始める準備が整いました。

 

外回りも、外壁用のガラ板がだいぶ張られて、

塗り壁の準備も進んでいます。

 

外壁 下地板 英設計

 

屋根では、板金屋さんが細かい納まり部分を施工中。

気になる部分は、現場で確認して、

図面には書ききれないところ。

現場で気づいたところは、その場で追加で作業をしてもらいます。

板金工事 現場 英設計 漏水チェック

 

この瞬間がとても大事。

どれだけ、AIの技術が進んでも、

人間の手でつくる建築は、

最終的に人間の目と意識・経験でチェックすることが不可欠です。

 

今回は、板金を加工するうえで、

漏水を起こしそうな部分を指摘させていただきました。

防水の加工を指示。

 

屋根は、気を遣う施工箇所が多いです。

板金屋さんも、追加で手をかけてくれました。

ありがたいです。

 

内部では、フローリングたちがスタンバイしています。

無垢フローリング あずみの松

今回採用する床材(フローリング)は、

無垢材。

 

しかも、

安曇野の地元産のフローリングを採用します。

 

その名も、「あずみの松」

地元産の材料を地元の業者が加工して製品化しています。

 

松やパインと呼ばれるフローリングは、柔らかく、傷がつきやすいのがありますが、

肌触りはとてもさらりとしていて心地よいのです。

 

無垢材を使う以上は、

どんなに硬い無垢材フローリングであっても、傷はつきます。

 

その反面、合板フローリングのように、表面が傷がつくと

連動して、表面が割れる・はがれるということが無いので、

 

長い目で見たときに、毎日歩く人間の荷重に耐える床材は

傷がついても、風合いとしてなじんでいけるような材料をおススメしたいです。

 

お施主様も、現場を見てくださり、

大工さんとも確認打合せをしてくださったとのこと。

 

オープンシステムの場合は、

職人さんとお施主様が積極的にコミュニケーションを図れるのも楽しみの一つ。

お施主様の住まいなのですから。

 

職人さん、設計者、だれと話してもよいのです。

しっかりと連携して現場を進めていきます。

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