スタッフブログ
こんにちは。
英設計の天津です。
茅野市の平屋の住まいも外壁の付加断熱工事に入ってきました。

英設計で外壁の付加断熱として使っているのは、EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)です。
断熱性、軽さ、加工のしやすさにメリットがあるのが特徴です。
またEPSに外壁の塗り壁材を直接塗る事が出来るので、施工性も良く工程も短縮されます。

茅野市平屋の住まいも信州松本パッシブハウスと同様にEPSの厚みは100mmあるので、
カットする際は、専用の工具(熱線カッター)を使用します。

通常だとEPSをカットするのに丸ノコを使うのですが、丸ノコの歯の有効長さが100mmないので、
どうしても表1回、ひっくり返して裏1回と手間がかかってしまいますが、
今回の専用工具(熱線カッター)だと1発でスパスパと切れていきます。
早い、綺麗、安全で、かなりデキルヤツです。

玄関周りの袖壁の内部(壁内)は隠れて見えなくなってしまう部分なので、
優先的にそこから張って頂き、確認をした上で次の工程に進んで頂きました。
大工さん段取りありがとうございました。

厚みがしっかり100mmあることを確認しております。
建築地の茅野市は標高1110mに位置する為、冬の外気は最低気温で約-10℃になる日もあります。
その為、しっかりと断熱気密を確保しながら、室内の温度が逃げないように対策を打っていきます。