スタッフブログ
こんにちは。
英設計の天津です。
茅野市の平屋の住まいも夏季休業期間が終わり、本日から再開となりました。

現場では外壁の防水紙が張られています。
使っている材料は、デュポン社のタイベック ドレインラップです。
一般的には、外壁には通気層があり、万が一雨水等が侵入してしまっても、
その空間を伝って雨水等が水切りを伝って下に排出されます。

しかし、英設計では、外壁に付加断熱を採用している為、基本的に防水紙に対する通気層は無く、
防水紙に直接付加断熱材を押し付けるようになります。
従って万が一を想定して、入ってしまった雨水等が付加断熱と防水紙にの間で滞留しないようにしなければなりません。
その際に機能してくるのが、ドレインラップの独自のシワ加工であり、付加断熱材とシワの隙間を通じて雨水等が排水されるようになっているわけです。
雨水等が入らないように、基準を満たした施工をしていますが、あらゆる事象を想定した対策は取っておきたいものです。