スタッフブログ

こんにちは。

英設計の天津です。

今日の松本も最高気温35℃と暑かったですね!!

お盆も過ぎたというのに、ここにきて暑さのピークとは・・・。

現場の差し入れでコンビニに寄った際、電子掲示板に近隣の県の温度も出てましたが、

甲府市は最高気温39℃でした。とろけますね。

さて、松本市島立の平屋の住まいも床材の施工が進んできました。

松本市島立の平屋の住まいでは、無垢床のあづみの松(赤松) 厚み15mmを採用しています。

地域で採れた赤松を地域の業者が加工して、地域の方が搬送してくれるので、とても合理的ですよね。

英設計でもあづみの松(赤松)は良くおすすめをさせて頂いております。

理由は赤松(針葉樹)は、木目がやさしく室内の印象も柔らかくしてくれます。

また、木の素材自体に、空気を沢山含んでいるので、断熱性と保温性に優れており、

足からの熱を奪われにくく冷たく感じにくいのです。

反対にナラなどの広葉樹は、素材自体の密度が詰まっている為、熱伝導率が高く足からの熱を奪われやすく、針葉樹と比べると少し冷たく感じます。

よく英設計の創業者である父(三村哲夫)は、針葉樹と広葉樹の床材を冷凍庫に長時間入れて、

取り出した時の冷たさの違いを実演してくれました。

もちろん、あくまでも針葉樹と比べると広葉樹が冷たく感じるだけであって、広葉樹がいけないと言う訳ではありません。

僕の自宅も栗(広葉樹)の床材を使っており、質感や素足で歩いたときの足ざわりを大変気に入っております。

無垢の床の魅力は、室内の風合いを自然に近づけてくれる事や、傷がついてもそれ以上広がっていかない事だと思います。

大事な事は、それぞれの素材(針葉樹と広葉樹)の良さを最大限に活かすために、足元の断熱材の強化なのです。

床の断熱材(付加断熱)を説明した動画を作成しておりますので、是非こちらもご覧ください。

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断熱構造見学会(茅野市:平屋)|土間で楽しむ森暮らし、薪ストーブで暖かく森に暮らす平屋