スタッフブログ

6月18日、19日に完成見学会が近づいてきました。

 

松本市で、高気密・高断熱の設計での住宅です。

 

温熱環境の設計を大切に考え、

整形の分譲地だけれど、

一年を通して、南の陽ざしがしっかりと確保できるように、

真南に向いて、建物の設計をさせていただきました。

 

隣近所と建物向きが変わっていますが、

真南にむかって建築しています。

 

松尾設計室 松尾先生の言われる、

「太陽に素直な設計」

にそって、リビング空間に南の暖かい日差しがしっかりと取り込めるように、

建物の向きから計画をしました。

 

住宅性能にこだわる ~建築途中の見学会も参加~

今回のお施主様は、建物の住宅性能にこだわりをいただいていて、

とにかく、アパートが寒い!!!

冬になると、お風呂も、リビングもあちこち寒い!!

ということで、

 

家を建てるなら、「暖かく、快適な住まいにしたい。」

という点から、

youtubeや、インターネットで熱心に研究いただいてのご相談でした。

 

高気密高断熱をベースにして検討しつつ、

耐震性もしっかりと設計してほしい。

という、ご要望を念頭にいただいておりました。

 

高気密高断熱で、耐震等級3は、標準。

認定長期優良住宅も取得を標準仕様としているので、

様々な、税制優遇や、金利優遇なども付加されます。

 

建物の性能設計は、自社で行っているので、

英設計の中で、お施主様と打合せをしながら調整をしていきます。

特に耐震性能の根幹である、

基礎の鉄筋の設計も自社で行います。

  

お施主様も、

実際に、建築途中の現場見学会にもご参加いただき、

断熱と気密において、どこが現場で注意が必要なのか、を

計画前にも現場の見学をいただきながら、知識を深めていただきました。

 

そして、断熱性能の部分では、

今回は、断熱と体感の温熱バランスを考慮して、

床付加断熱を採用しています。

 

足元の底冷え対策強化として、床を2重張りの付加断熱を施工しています。

気密性能だけではなく、

体感としての温熱性能を強化していくようにご提案させていただいています。

 

光熱費も考慮したバランスの良い設計

高断熱化をより強化するのも大切ですが、

光熱費をおさえていくならば、やはり太陽光パネルも必要になります。

どこかのタイミングで、高断熱化をすることと、太陽光パネルを搭載することの、

分岐点を作ることが重要です。

 

やはり、高断熱化をすることで快適性は向上しますが、

太陽光パネルを入れることによって、光熱費が下がる、

ということも重要になります。

 

HEAT20のG2やG3にすることによって、

格段に光熱費が下がる、ということではなく、

光熱費を下げるのであれば、やはり太陽光パネルを搭載することを

考慮することが重要です。

  

理想は、HEAT20のG2~G3で太陽光パネルを搭載できるとより良いですが、

当然コストもかかってきます。

 

英設計では、その辺りもバランスを考慮しつつ、

金額と、メリット・デメリットをお打合せでご説明させていただきながら、

最終的にお施主様と一緒に、建物性能と太陽光パネルの搭載を決めていきます。

そのために、判断に必要な資料を英設計から提案します。

 

快適性と、光熱費のバランスを考慮して提案内容をまとめていきます。 

  

今回は、

HEAT20 G1を超えて、Ua値=0.4で設計住宅をしています。

英設計では、G1.5と定義しています。

G2グレード(Ua値=0.34)までは届かないけど、

G1グレード(Ua値=0.46)を超えた断熱グレードレベルになります。

 

太陽光パネルで、再生可能エネルギーを利用しながら、

日々の光熱費をおさえるようにしています。

 

そのベースとして、

特に冬場に、すき間風がはいって、暖房ロスをなくした、

快適性を確保するために、高気密高断熱を採用しています。

 

気密測定の結果と断熱性能

気密測定の結果は、C値=0.2

これは、英設計の標準的な数値になりつつあります。

 

断熱材が施工された直後に、

現場で気密測定をおこない、

隠ぺい部分の気密がしっかりと確保されていることを確認してから進めていきます。

 

いくら高断熱の設計をしても、

設計Ua値は、机上の計算値になります。

 

断熱性能をきちんとしたものにするためには、

気密性能がしっかりと確保されていることが重要です。

 

断熱性能の前に、気密性能が確保されていること。

これが、温かく快適な住まいを作るために一番大切なことです。

 

性能だけではなく、土地探しからお手伝い

ここまで、住宅の性能などを注力しているお話をしてきましたが、

実際には、土地探しからご提案をさせていただきました。

 

まだ、計画の初期段階から、

一緒に、希望エリアの確定をしていったり、

資金計画、住宅ローンの比較をしたり。

ライフプランニングをおこなったりと、

「お金」の部分も英設計でご提案をさせていただきました。

 

気になる土地を一緒に見たり、

情報を共有させていただきながら、土地探しを進めていきました。

 

土地探しは、インターネットで見れば良いよね。

と、思われがちですが、

設計事務所だからしっている、土地探しのコツがあります。

このコツを知らないと、

やはり、土地探しは思うようにいかない部分もあります。

 

①資金計画をすること

②建築士(設計士)と一緒に探していること

③その他にもコツが、、、(土地の資料が集まりやすくなる基本的なコツ)

 

土地探しからご検討中の方にも

一緒に、土地探しをご提案させていただきながら、家づくりを行っています。

よろしければ、お気軽にご相談ください。

完成見学会については、

イベントページをご参照ください

 

https://www.hanabusa-sekkei.jp/event/

 

見学会へのご参加希望は、

【お問い合わせページから】ご予約をお願い申し上げます。

 

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お問い合わせ

※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

松川村(平屋) 断熱・耐震構造 現場見学会 4月【受付中】