施工例

自然を眺めるLDK、ロフトのあるキャンプハウス
  • 計 画
  • 設 計
  • 施 工
  • 完 成

【写真の様子は、コロナ緊急事態宣言発令前の時期になります】

【感染対策を実施しながらの開催となります。】

 

茅野市で、

新しい新築工事が着工いたします。

 

 

地鎮祭を行い、工事の安全を祈願いたしました。

英設計の地鎮祭では、

実際に工事を行う職人さんにも参加をしていただきます。

 

全員は無理なので、

代表して、大工さん、基礎屋さん、水道屋さんに参加していただきます。

 

地鎮祭

 

気持ちの良い天気の中、

神主さんの進行のもと、

背筋の伸びる、地鎮祭を行うことができました。

 

毎回、地鎮祭をするのですが、

何回行っても、

緊張するのが、地鎮祭だったりします。

 

しっかりと、工事の安全を祈願して、

写真をパチリ。

 

地鎮祭が完了すると、

場所を移動して、契約会を行います。

 

コロナウィルスの感染対策をしっかりと行いながら、

換気をしながらの顔合わせ会になります。

 

 

工事を担当する職人さんたちにも集まっていただき、

工事の注意事項や、施工の段取り、

設計上のこだわりポイントを共有していきます。

 

職人さん自身も、お客様の顔が見えて、

「誰のための工事なのか?」がしっかりと分かります。

 

設計者から、設計の意図や周辺の注意事項を共有していきます。

 

お施主様からも、住まいに対する想いを

職人さんに伝えていただき、共有していきます。

 

それぞれの職人さんたちからも、

お施主様にご挨拶をいただき、

 

現場で顔を合わせても、

お施主様だということが分かるようになります。

 

オープンシステムでは、

職人さんたちとも、「顔の見える」状態で

工事をスタートしていきます。

 

着工前のあいさつをかわして、

いよいよ、

茅野市で新しい住まいが着工します。

 

今回は、

スマート免震工法のSG工法も採用します。

 

みんなで、息を止めてパチリ。 

 

 

 

SG工法基礎工事着手

茅野市で、基礎工事がスタートしました。

今回は、ご両親様の敷地の一部で建築をさせていただく計画となりました。

ご両親様との生活も考慮しながらの設計となりました。

(最近、ご両親様の敷地での設計が増えてきました。)

 

標高も高く、地盤面から地表の凍り付く「凍結震度」も80cmもあるため、

基礎の掘削工事も深くなります。

 

英設計では、しっかりと凍結震度を確保した基礎の設計を行います。

意外と、こういったところも、

行われているかどうかを確認することも必要です。

 

茅野市で住宅の基礎工事

 

雪もつもるなか、地面を掘削していきます。

 

基礎の掘削検査

現場では、必要な基礎の掘削幅が確保されているかをしっかりと検査をしていきます。

 

住宅基礎の掘削検査

場所によって、

掘るべき深さを変えています。

 

敷地の条件から、高低差を解消するために工夫をしています。

 

SG工法施工前の検査

SG工法納品

地盤改良工事と、免震工法を併せ備えた、

「SG材」が現場に到着しました。

(黒いブロックみたいなものが、「SG材」)

(ペットボトルなどのリサイクル製品なので環境にやさしく、再利用も可能です)

 

到着数量を検査します。

休憩時間に、施工方法を業者さんと確認をしていきます。

 

 

(SG工法についてお知りになりたい方は、コチラ)

 

今回の計画では、地盤改良工事が必要になりましたが、

お施主様に、通常の改良工事の方法と、SG工法のご提案をさせていただきました。

 

コストと、補償内容を比較しつつ、

免震工法にもなる、もしもの時の補償内容の手厚さもあり、

SG工法を採用することになりました。

 

当社でのSG工法の採用がだんだんと増えてきました。

 

土木シート施工 SG工法

 

掘削したところに、「土木シート」を敷き込み、

SG材を並べて、再度土木シートでくるんでいきます。

 

基礎の下に入れ込むSG材。

目に見えなくなりますが、大きな安心が作りこまれていきます。

 

SG材敷き込み

 

 

今回採用した、SG工法は、

長野日報さんに取材を受けました。

 

SG工法の設置が終わると、

コンクリートを打設するための型枠を設置していきます。

 

信州は、地面から深いところまで基礎を入れる必要があります。

こういった部分もしっかりと施工を確認していきます。

 

設計している内容が現場で実現できているかを確認することが大切です。

 

しっかりと基礎が出せるされたら、

型枠を解体して、

上棟を迎えていきます。

 

基礎の深さがあるので、

型枠を外す作業も慎重に行っていきます。

上棟を目指して、大工さんが土台を施工していきます。

 

 

基礎が完成すると、土台を敷き足場を立てて

上棟を迎えるようになります。

 

材料たちも、出番を待っています。

 

クレーンが登場して、

いよいよ上棟です。

 

その前に、お施主様にて、

上棟前のお清めを行い、工事の安全を祈願していきます。

 

大工さんと天津代表もお清めに参加します。

 

クレーンを使いながら、大工さんたちの連携良く

スムーズにくみ上げていきます。

 

 

上棟が完了すると、

耐震のパネルを施工して、外部から防水処理を施していきます。

 

屋根の防水シートも施工をして、

雨漏れや下地合板が雨水に濡れてしまうのを防いでいきます。

 

内部でも、耐震の筋違や金物が取り付けられていきます。

 

構造の金物や施工が完了してくると、

構造のチェックに入っていきます。

 

 

ビスのピッチや、釘のピッチが設計書通りであるかを

現場で確認していきます。

 

使っているビスも適切なものかも確認します。

 

耐震の釘は、本数がとっても多いので、

どうしても、数か所不足があったり、

設計者として、ここはこうしておいてほしい。

という点も出てきたりします。

 

そういった点を現場で、大工さんと打合せを行いながら、

より良い施工になるように、ブラッシュアップをしていきます。

 

現場に赤い文字で、注意書きを補足したり、

注意してほしい点を改めて書いたりしていきます。

 

 

チェックし忘れたり、大工さんもほかのことをしていて

忘れてしまったりしないように、文字で書いておくと安心です。

 

 

構造金物のチェックが終わると、

第三者検査を行い、

瑕疵保険の検査を受けます。

 

同時に、お客様とも

スイッチコンセントの最終確認の打合せを行い、

現場にどこに、何カ所のコンセントが取り付けられるのかを

実際の場所に一緒に立ちながら、確認します。

 

時には、

その場で、ここは変更したほうが良いだろう。

という点もある時は、

変更の提案をしたりします。

 

変更する場所は、

ピンクのテープなどで、電気屋さんに伝わるように印をつけておきます。

 

 

スイッチ、コンセントの打合せも終わると、

断熱業者さんと、断熱材の施工確認の打合せを行います。

 

いよいよ断熱材の施工が始まります。

 

必要な厚みを確保して、

不要な部分の断熱材をそぎ落として大工さんが施工しやすくなるように施工をしていきます。

 

今回の計画は、

付加断熱設計のため、外部にも外張り断熱を追加しています。

 

内部と外部でのダブル断熱(付加断熱)設計としています。

 

さらに高断熱仕様の設計になります。

 

断熱材の施工が終わり、

大工さんの工事が戻ってまいりました。

 

玄関の建具を取り付けた後、

大工さんが傷つけないように、心配りが嬉しいですね。

 

丁寧な仕事が伺えます。

 

上の写真は、屋根の断熱材の施工が完了した後に、

屋根の垂木間の通気層が確保されているかを確認した写真です。

 

写真の奧に光が見えているのが、

勾配屋根の高い方から光が見えて、通気が確保されていることが分かる様子です。

 

問題なく、施工OKです。

 

内部の断熱工事が完了して、

外部の外張り付加断熱の施工準備が進んでいきます。

 

タイベックドレインラップの施工をして、

付加断熱施工材料の到着を待ちます。

 

現場では、鉄骨階段の施工打合せが進んでいきます。

鉄骨業者様と現場で寸法の確認打ち合わせを行います。

 

鉄骨階段は、寸法の調整が効かないので、

慎重に寸法を確認してもらいながら、

細部の提案をもらったりしつつ確認をしていきます。

 

大工さんは、室内の耐震パネルの施工も行っていくので、

併せて釘のピッチなどの検査を行っていきます。

 

この上に、クロス下地の石膏ボードが張られてしまうとわからなくなってしまうので、

早め早めに検査をして、声掛け確認をしていきます。

 

壁も屋根もみっちりと断熱材が施工されて、

いよいよ大工さんによって、部屋ごとの間仕切りが作られていきます。

 

吹き抜けにも大工足場が構築されて、

天井を仕上げる準備をしていきます。

 

断熱材の施工が完了し、気密ラインが確定したところで、

現場で気密測定を行います。

 

英設計では、現場で一棟一棟全く異なる建物を設計しているため、

気密測定を全棟現場で行います。

気密測定は、工事中の中間に行うようにしています。

 

中間に行うことで、

気密の欠損部分のあぶり出しをして、

工事完成後に、手当てができない状況になるのを避けるために行います。

 

気密測定をしながら、

気密の漏気をしている部分には、補修をして、

すき間風をつぶしていきます。

 

お施主様にも参加していただく中での測定ですが、

自信をもって測定をしているので、

現場であたふたせず、実際に「漏気」している場所を体感していただきながら、

気密の大切さを実感していただくようにしています。

 

最近では、

気密測定にお立会いただけるお施主様も増えてきて、

目に見えにくい、「気密」を体感していただくことができ、

私たちも嬉しく思います。

 

現場の状態は、包み隠さずオープンなので、

いつでも現場を確認していただいて大丈夫です。

 

気密測定の結果も、

C値=0.2 と問題なし。

 

N値も小さい値なので、とても良い結果となりました。

(N値もとても大切な数値です。詳しくはスタッフに質問してみてください)

 

サッシの細かい部分にもしっかりと気密材を施工して、

結露防止に取り組んでいきます。

 

外部では屋根材も施工されています。

現場では、雪止め金具も取り付けられているので、

金具の取付不備が無いかを、全箇所固定を確認します。

 

屋根の施工が完了すると、

太陽光パネルを施工していきます。

今回は、屋根に太陽熱温水器も取り付ける予定なので、

屋根周りは、少し混雑しますが、

しっかりと施工をレイアウトしていきます。

 

室内は、防湿フィルムを施工していきます。

今回は、

結露の検討結果によって、

室内側にて防湿フィルムを施工することが望ましい設計となりました。

 

英設計では、現場の状況や採用する部材に応じて、

結露の可能性を検証して、現場での採用を判断しています。

 

メーカーが大丈夫。と言っている。

だけではなく、自社で検討してみて、

安全側の設計になるように心がけています。

 

>>『壁内結露について のコラム も併せてご覧ください。』

 

1階の天井は、2階の床板を兼用した仕上げにしておりますが、

板張りの目のキレイなものを採用したパネル材で施工しています。 

 

通常の床下地合板の施工も良いですが、

節が苦手、、という方には、

こちらもオススメですが、少々コストがアップするのが難点・・。

 

でも、キレイですね。

 

内部と外部を行ったり来たりしながら、

大工工事が着々と進んでいきます。

 

屋根には、太陽熱温水器と太陽光パネルが設置されました。

 

温水器は、重量があるので、

柱で支えられる位置に設置レイアウトを優先して、

その周りに、太陽光パネルを配置しました。

 

固定の確認もして、

屋根工事はひと段落になります。

 

外壁が仕上がれば、足場を解体するようになります。

 

キッチン周りのカウンターや、背面の収納棚なども大工さんによって

取り付けられていきます。

 

段々と、取付が必要なものが確定していきます。

 

キッチン周りが確定してきて、

キッチン付近のスイッチ群のレイアウトを最終確認です。

 

混みあったスイッチパネルの場合は、

お施主様にも再確認することもあります。 

 

2階では、子供部屋のロフトが施工完了しました。

 

いい感じでロフトの囲いが完成しました。

 

1階でもウエスタンレッドシダーのデザインパネル部分が完成し、

いい感じで仕上がってきました。

現場検査で、天津所長もしっかりと確認していきます。

 

 

デザインパネルの裏側は、

パントリースペースになっていて、

洗面から、脱衣室につながる動線を繋いでいます。

 

家事を楽にしつつ、リビング側からは、デザインパネルになっていて

リビングに良い印象をもたらします。 

 

そして、

デザインパネルの上部は天井つながりになっていて、

空調効率が高まるように、解放されています。

 

吹き抜け上部では、2階の廊下の木製手摺も施工完了しました。

 

ピン、としたいい感じに仕上がっています。

 

外部空間では、

板張りと、塗り壁の取り合い部分が明確に見えて来ました。

打合せ通りの寸法に施工されている確認をしていきます。

 

玄関回りの板張り空間もいい感じで仕上がりそうです。

板張りの部分も塗装前の準備確認です。

板張りの部分も、左官工事の前に着色仕上げを行っていきます。

塗装ムラが出てきますが、

無垢材に着色塗装をする時は、どうしても無垢材の「木の目」によって影響を受けやすくなります。

 

自然素材に対して、着色をする時は、どうしても着色の色の差が出たりします。

 

 

塗り壁の下地も、

ワッシャービスの部分を下地処理して、

中塗り下地の施工準備をしていきます。

 

下地の準備ができたら、

左官屋さんが中塗りを「白い断熱材」の上から

塗りつけていきます。

 

その前に、

現場で、塗り壁の表情のパターンチェックを行います。

仕上げの塗り付け方のパターンをお施主様の前で実際に確認をさせていただき、

塗り付けを行っていきます。

カラーリングボトルで色を決めて、

仕上げていきます。

 

仕上げの塗り壁前に、

職人さんから直接雰囲気や仕上がりのイメージを確認してもらいます。

 

確認が完了できた、イメージのサンプルをもとに、

いよいよ仕上げに入っていきます。

 

ひび割れ防止に、全面メッシュを伏せ込んで、

コテで塗り付けていきます。

 

サッシ廻りも、しっかりと断熱で補強をして

仕上げていきます。

 

白い断熱材、EPSにコテで塗り付けていきます。

細かい部分も、慎重に仕上げていきます。

 

外壁の仕上げももうすぐ完了です。

 
外の塗り壁仕上げが進行している中で、

室内では、

大工工事が大詰め。

 

 

今回は、鉄骨の階段。

ビシッとした、ブラックで空間を引き締めます。

 

室内のクロス下地の石膏ボードも施工されて、

大工さんの工事もそろそろ一区切りになってきます。

 

止付けている、ビスの間隔もしっかりとチェックをしていきます。

 

壁も、天井も固定されているビスの間隔を調べていきます。

使用しているビスが、何であるかも確認して、

基準に適合しているかをチェックしていきます。

 

現場の検査も、

チェックシートに基づいて、確認漏れや品質のばらつきが出ないように、

一つずつ確認をしていきます。

 

大工さんの工事がひと段落したところで、

内装クロス工事にはいる前に塗装工事を行います。

 

良く触るであろう所は、手垢防止のための保護塗装をかけていきます。

 

塗装が終わると、クロス業者さんが、

クロス下地を施工していき、いよいよ内装クロスが張り込まれて行きます。

 

 

細かなところも、慎重に施工をしてもらい、

綺麗に仕上がっていきます。

(階段廻りは、とても大変!!!)

 

レッドシダーの板張りと、鉄骨の黒い階段がコントラストが良い感じ。

 

ビシッとしたかっこいい感じに納まりそうです。

 

工事の進捗に合わせて、

現場をお施主様と一緒に確認していきます。

 

照明器具や、住宅設備が取り付けられていくと、

もうすぐ、養生がはがされ、

見学会が目前。

 

あと一息!

 

内装工事がひと段落すると、

仕上げにタイルをデザインする部分を仕上げていきます。

 

 

見学会前に、

大工さんと現場の最終確認を行います。

 

鉄骨階段も、いい感じに納まっています。

 

空間の中に、マットブラックの色が差し色になることで、

ビシッとしまります。

 

養生が外れたら、

いよいよ完成見学会になります。

 

ダクトレスの第一種換気や、

パスカルダンパーも設置した、

新しい住まいのパーツ仲間が増えました。

 

 

足場も外れて、

外壁もお披露目されるようになりました。 

 

 

いよいよ、完成見学会を経て、

お引渡しになります。

 

自然を眺めるキャンプハウス とは、、

 

茅野市の高台に計画地を求められたお施主様。

現地の確認の時に、

広大に広がる、景色を眺めることができました。

 

この土地にしかない、ポテンシャルを最大に活かして、

プランニングをご提案させていただきました。

 

毎日、自分たちだけの自然を眺めながら、

まるで、キャンプに来ているかのように、

朝、ウッドデッキでコーヒーを一杯・・・

 

そんな暮らしの毎日をお施主様と、「暮らし」を一緒に考えながら

デザインさせていただきました。

 

ご両親の敷地内に設計させていただく距離感の中で、

お互いの視線が交差しないように工夫しつつ、

ゆったりとした空間も演出できるように、ご提案させていただきました。

 

英設計の提案する、快適な住宅性能を足し合わせて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽光パネルもしっかり稼働しているので、

発電中は、エアコンを気にせず利用することができます。

■住宅性能

耐震等級3(長期優良住宅 認定取得)

断熱等級4(Ua=0.34)

気密性能 C値=0.2

ZEH対応

■仕様

高断熱樹脂サッシ(Ykkap)(パッシブ設計)

高断熱木製玄関ドア(ユーロトレンドG)

屋根:ガルバリウム鋼板

床:無垢フローリング(自然塗装仕上げ)

壁:クロス張り+タイル+ウエスタンレッドシダー張り

暖房:エアコン

室内物干し空間

太陽光パネル

太陽熱温水器

 

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下記のボタン「施工」をクリックして確認ください。

現場の裏側や、オープンシステムで作られていく過程をしっかりとみることができます。

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お問い合わせ

※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

松川村(平屋) 断熱・耐震構造 現場見学会 4月【受付中】