施工例

開放感のある、明るい気持ちになれる高気密高断熱の住まい
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松本市で新しい住宅の工事がスタートします

高気密・高断熱で耐震等級3の住まいです。

 

地鎮祭と契約会を行いました。

前日の雪で、敷地は雪で真っ白でした。

 

 

着工前に工事の安全を祈願して、

新しい土地に工事の着工前の挨拶をおこないます。

 

 

職人さんにも参加いただき、地鎮祭を執り行いました。

 

地鎮祭が完了すると、

場所を移動して、オープンシステム工事契約会を行います。

 

契約決定業者さんによる、

工事契約の取り交わしと、職人さんたちからお施主様に挨拶をいただき、

お互いの顔合わせを行います。

 

現場がスタートしてから、「誰っ?!」とならないよう、

大工さんをはじめ、職人さんたちと顔を合わせていただきます。

(コロナウィルス対策のため、感染防止のマスクをしながらの契約会となります)

 

工事着手前に、

現場の注意事項や、設計意図を職人さんたちと再共有していきます。

 

職人さんたちからも直接挨拶をしていただき、

お互いの自己紹介をしていただきます。

 

 

どうしても参加が叶わない業者さんからは、

お手紙をいただきました。

 

 

最後に、集合写真を撮影。

いよいよ、工事がスタートしていきます。

地鎮祭を終えて、基礎工事が始まります。

まずは、基礎屋さんと現地で基礎の天端高さを確定するためのレベル打合せ。

 

現地で基礎の施工高さと、基礎の配置位置を確認していきます。

 

地鎮祭から、雪が降り積もり、

現場は寒いっっ!!

 

基礎屋さんも寒さの中で、頑張ってくれます。

 

今回の敷地は、

過去にも設計施工をさせていただいた、神林の分譲地。

 

ちゃくちゃくと、基礎の工事が進んでいきます。

 

基礎の掘削深さも基礎屋さんと確認をしていきます。

写真は、基礎工事業者さんから自主検査した様子で写真報告をいただきます。

 

夕方に向けて、養生をして完了です。

基礎掘削が完了すると、

鉄筋を施工していきます。

 

鉄筋施工が完了すると、現場で配筋検査を行います。

 

耐震等級3を設計する場合、基礎の配筋量が結構多くなります。

床下の基礎人通口周りは、地中梁や鉄筋数量が多くなります。

 

本数や、鉄筋同士の間隔を確認していきます。

 

コンクリートを打設する前に、

瑕疵保険の第三者検査も行います。

オープンシステムでも工務店さんと同じ工事保険を適用できます。

 

基礎鉄筋が組みあがると、

給水用の設備配管も施工されていきます。

 

 

型枠をくみ上げて、1回目のコンクリート打設を待ちます。

 

コンクリートで見えなくなってしまう前に、

お施主様にも一緒に現場をチェックしていただきます。

 

設計事務所も一緒に現場を見ることで、

ご説明させていただきながら、ご見学をいただけます。

 

コンクリートを流し込んで、

養生をして強度を確保していきます。

 

寒中期で、温度が下がるので、

ジェットヒーターで0度以下にならないように、保温養生を行います。

 

 

養生が完了すると、

土台が乗るための基礎の立上り部分の型枠をくみ上げていきます。

 

ボルト金物の設置位置と長さの確認をしていきます。

 

設置位置と本数が図面通りであることが確認できて、

立上り部分をコンクリート流し込みを行います。

 

 

 

天端に、レベリング材を流し込み、

土台施工用の平らな天端を施工していきます。

 

ここから2回目の養生を行います。

 

 

もう一度、ジェットヒーターで0度にならないように温度を確保しながら、

養生をしていきます。

 

基礎工事も後半戦です。

 

基礎の乾燥養生が完了すると、

いよいよ、基礎の型枠を外していきます。

 

基礎屋さんによる、表面の凹凸をきれいにする処理を加えて、

基礎の立ち上がり面を平滑に仕上げてもらいます。

 

基礎の形が見えてきました。

 

基礎工事が完了すると、

床下の給排水工事を仕上げて、

いよいよ上棟になります。

 

足場を組んで、上棟に備えています。

 

材料も現地に納品されて、

上棟を待ちわびます。 

 

近隣区画に越境をしていない旨を確認して、

上棟を開始していきます。

 

 

お施主様にもご参加いただきながら、

上棟前のお清めを行っていきます。

 

工事の安全を祈願して、

四方をお清めしていきます。

 

お清めが滞りなく行えると、

いよいよ大工さんたちが施工をスタートしていきます。

 

まだまだ、雪のある寒い時期でしたが、

大工さんたちに頑張っていただきました。

 

息の合ったチームワークで、

骨組みが組み上げられていきます。

 

 

上棟の合間を縫って、

現場の検査も並行して行っていきます。

 

使われる、釘やボンドの種類も設計図面通り化を

納品材料を確認しながら、チェックしていきます。

 

お施主様にも見守られながら、

建物の骨組みが組み上げられていきます。 

 

 

 

 

耐震用の耐力壁面材も、

専用の釘があります。

 

きちんと、専用材料が使われているかも、

細かくチェックしていきます。

 

 

建物の形が見えて来ました。

 

屋根の下地が、専用の釘金物で固定されているかも

チェックしていきます。

 

屋根の下地合板も釘のピッチが適切かを現場で検査していきます。

 

この日は、、寒い!!

 

屋根の下地合板が、

夜露にさらされて濡れてしまわないように、

ブルーシートで養生をして、上棟が完了を迎えます。

 

シートに穴があいていないかを検査して回ります。

 

 

その他、

骨組みに、異常が無いかを検査をして、

ようやく上棟が完了です。

 

一日で、大工さんたち本当にお疲れ様でした。

 

上棟が完了すると、

まずは、

外壁の耐力壁パネルを施工していきます。

 

その時に、

耐力壁パネルの釘のピッチも検査をしていきます。

 

 

室内では、

断熱材の施工前の準備で、大工さんは大忙しです。

 

その時に、施工のやり直しになりにくいように、

現場で指示内容を柱などに記載をしていきます。

 

もちろん、図面を基準に施工をしていきますが、

ひとつとして同じ建物を建てているわけではないので、

現場での確認、指示、打合せ内容が重要になります。

 

 

サッシも搬入されて、

窓サッシが取り付けられました。

 

 

玄関ドアも、取付準備の真っ最中。

 

中と、外の作業を並行して進めてもらうので、

大工さんは大忙しです。

 

でも、

耐震と、雨漏れ防止の施工の部分なので、

検査もしっかりと行っていきます。

サッシ廻りも、防水シートがきっちり張られているかを検査。

  

その他にも、外壁の防水シートの検査をします。

写真は、

外壁の凹凸部分。

ここには、雨漏れ防止のシートを二重に重ねてもらいます。

 

念を入れて、防水上の弱点になりやすい箇所は、

予防の施工を行っていきます。

 

室内は、構造の耐震金物が取り付けられていきます。

 

抜き取り検査では無くて、全数検査になりますので、

取り付ける方も、検査するのも時間をかけて行います。

 

特に、

設計者の視点としては、

取付ている金物が、これから仕上げていく中で、邪魔な位置に来ないか?

 

という視点で見ていきます。

 

場所が良くなさそうなところは、

大工さんに、修正を依頼しながら、適切に仕上げていきます。

 

同時に、

室内の梁成を見ながら、天井の高さが図面通りに収まるかもチェックしていきます。

 

一通り、検査が完了すると、

いよいよ、断熱材の施工に入っていきます。

 

上棟が完了すると、

すぐに、屋根屋さんが屋根板金を仕上げていきます。

取付の納まりが問題ないかを現場で施工完了の検査をしていきます。

 

防水検査と構造検査が完了すると、

現場で、お施主様とスイッチコンセントの現場確認を行います。

 

図面で検討していた内容を踏まえて、

改めて、現場で指差し確認をしながら、

スイッチ・コンセント・照明器具の位置を確認します。 

 

 

現場での打合せが完了すると、

いよいよ、断熱材の施工に移ります。

  

断熱材の専門業者によって、

現場で施工をしていきます。

 

みっちりと、施工をされて、

つぎは、気密測定に移ります。

 

最近、当社の気密測定は、

お施主様にもお立会いただきながらの検査を実施しています。

 

せっかくの現場での性能検査ですので、

お客様にもご参加いただきながら、性能を確かめていただくようにお願いをしています。

 

現場で、天津所長もお施主様に気密のポイントを説明していきます。

 

実際に、測定器によって、

気密の圧力をかけながら、室内に漏気している箇所を探していきます。

 

どうしても弱点となりやすい、設備の貫通部分。

 

こういった部分を念入りに気密をしていきます。

 

手を当てると、うっすら、空気が漏れ出しているのが確認できます。

 

こういった部分を、お施主様と一緒に確認しながら、

時には、お施主様にも気密処理を体感していただきながら、

気密を仕上げていきます。

 

実際に気密検査が完了しました。

 

最初は、測定不能でした。

現場で、手動によるマニュアル操作で、測定をして、

なんとか測定値を得ることができました。

 

C値=0.2

という結果。

 

問題なしです。

建物全体で、24cm2のすき間なので、

iphoneの1/4程度の大きさ。

 

気密検査がしっかりと確認できると、

いよいよ、大工さんが、室内の間仕切り壁の仕上げをしていきます。

 

 

断熱材の施工を確認して、

大工さんの内部工事が進行していきます。

 

天候を見ながら、屋外の塗り壁下地の木工事も進めていきます。

 

外壁のガラ板(木板)も枚数が多いので、

施工状況の確認をしながらチェックしていきます。

 

断熱材の施工が完了した後に、

室内側の耐力壁面材も施工していきます。

 

隠ぺい部分になっていくので、

しっかりとチェックをして、耐震性能の確保を確認していきます。

 

室内の床部分には、

床付加断熱材を施工して、床の断熱を通常よりも強化していきます。

 

足元の断熱性を強化して、

足元の熱損失を抑えていきます。

 

ユニットバスも施工完了して、

着々と内部の工事も進んでいきます。

 

2Fからのトイレ排水スペースも、

配管の施工部分が気密処理がされているかをチェックしていきます。

 

配管の貫通部分は、施工後の気密処理が徹底されていないと、

気密欠損になってしまうので、入念に気密処理をしてもらいます。

 

大工さんも室内のボード張りと、下地施工と、

屋外のサッシ上の庇施工も進めていくので大忙しです。

 

リビングの日射遮蔽用のサッシ上の庇下地です。

軒裏部分は、杉板を張って、リビングから見上げた時にいい感じになるようにデザインしています。

 

 

屋外にも、杉板張りの外壁が施工されていきます。

この後、杉板には着色塗装をしていきます。

 

塗り壁部分のところは、

フェルト下地の上、ラス網を施工して、

塗り壁の割れクラックを防止する施工をしていきます。

 

 

窓サッシのコーナー部分は、

割れ防止のために、ラス網を補強で斜めに加えていきます。

 

塗り壁の下処理が終わると、

いよいよ、外壁の塗りを始めていきます。

下塗り、中塗り、仕上げ、と外壁は3工程で塗り壁を仕上げていきます。

 

 

 

外壁の杉板も、塗装が完了して、

雰囲気ががらりと変わりました。

 

足場ももうすぐ外れそうです。

 

内装のクロスしたのボードも施工が進んでいきます。

 

仕上げ工事や家具工事も並行して進んでいきます。

 

テレビボードも宙に浮いた形で設計させていただき、

室内の空間に合わせた広さで、デザインさせていただきました

 

 

その後ろには、

あくせんとでウエスタンレッドシダーの施工を予定しています。

納品されたレッドシダーを開封して、

濃淡の具合を確認します。

 

黒すぎるレッドシダーは無かったので、

このまま使用していい感じになりそうです。

大工さんにも、設計としてはOKであることを伝えて、

お施主様にも確認してもらいながら施工してもらうように依頼をしていきます。

レッドシダーは施工する大工さんのセンスも問われるので、注意が必要です。

 

レッドシダーもいい感じでレイアウトが出来て、

テレビボードの背面がびしっと閉まる感じになりました。

 

その上から吹き抜けの光が差し込むので、すっきりとした感じなる予定です。

 

屋外の色のイメージも整ってきて、

はやく足場がはずれないかな、と楽しみなる感じです。

 

リビングのサッシの上には、小庇があって、

暑い日差しの日射遮蔽ができます。

 

室内では、内装の仕上げ前の内装クロスの確認打ち合わせをして、

仕上げ工事の準備をしていきます。

 

 

内装工事も進み、

もうすぐ完成見学会が見えて来ました。

 

キッチンの据え付け準備も進んで、

クロス工事が完了するのを待機しています。

 

外部では、

足場が取り外されて、

外観が見えるようになりました。

すっきりとして、かつ、

庇がでているので、日射の遮蔽もできています。

もうすぐ、クリーニングに向けてのラストスパートになります。

 

 

 

 

開放感のある、明るい気持ちになれる高気密高断熱の住まい、とは

 

松本市内の密集した分譲地街区の一角。

普通に建てれば、南側のお隣さんの外壁を見て暮らし、

日射の取得も少し制限されてしまう計画。

 

敷地に対して、角度を付けて

前面道路に対して南の日射をしっかりと確保する設計で、

太陽に素直に日射を取得することができる設計です。

 

南の陽ざしをいっぱいに取り込める建物の向き、

大きな日射取得型の窓サッシを採用して、

高気密高断熱で暖かく快適に暮らすご提案。

 

室内も、キッチンとLDKを中心に、

廊下をほとんどなくして、効率的に家事ができる動線で計画しています。

 

造作洗面台や、随所にLDK収納を設けて、

コンパクトな住まいの中にも楽しさと収納の量を確保しています。

 

バルコニーをあえて無くし、

室内干しで天気に左右されない洗濯を実現。

共働きのご夫婦も安心な設計です。

 

街区の中で、アクセントのように斜めに向いた配置。

南向きの陽ざしをたくさん取り込むことができます。

 

 

南の陽ざしがたくさん取り込まれるリビング

 

 

食卓からリビングを見る

 

梁の見える空間で天井が高くなり開放感のあるLDK

 

洗面台がリビングにゆるくつながる。

脱衣場から独立した洗面台

 

こだわりの造作洗面台。

グレーのタイルカウンターがシンプルだけど美しい

 

 

 

斜めの壁が、西日を遮る遮蔽壁になります。

1階のサッシの上には、日射遮蔽ひさし付き。

 

2階のホールには、室内干し空間があり、

エアコン併用で室内の空調(湿度調整)にも活躍します。

 

脱衣場に、室内物干し金物と下着やタオルを収納するスペース完備

 

造作TVボードですっきりと収納できます

 

コンパクトでも、リビング収納。

ランドセル置き場にも活用できるし、

アルバムや書類を収納することもできます。

 

 

 

■住宅性能

耐震等級3(長期優良住宅 認定取得)

断熱等級4 Ua=0.4(HEAT20 G1.5)

気密性能 C値=0.1

ZEH達成(ゼロエネルギー住宅)

BELS★★★★★ 達成取得

 

■仕様

高断熱樹脂サッシ(Ykkap) (パッシブ設計)

高断熱玄関ドア(イノベストD50)

床:ムクフローリング(自然塗装仕上)(節ありパイン)

壁:クロス仕上げ+米杉羽目板梁

暖房:エアコン

太陽光パネル

造作TVボード

 

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現場の裏側や、オープンシステムで作られていく過程をしっかりとみることができます。

 

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お問い合わせ

※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

松川村(平屋) 断熱・耐震構造 現場見学会 4月【受付中】