施工例

ネコと遊び心と暮らす 大改造リフォームの住まい
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現在作成中。。。

今回の施工は、【リフォーム工事になります。】

 

いつもの基礎工事からスタートではなく、

建物の既設状態を、

リフォーム工事ができる状態まで適切に解体していくことからスタートです。

解体工事だからと言って、

重機と電動工具でガリガリ・・・

というわけにはいきません。

 

新しく、改築した後に

使用する部分もありますので、

解体時に傷がつかないように、

養生(保護)をしてから、

必要な解体工事を行っていきます。

 

階段など、

今回のリフォーム工事では該当しない部分なども

傷を防ぐための保護を行っていきます。

 

大工さんが、一つずつ確認しながら、

解体前の準備を行っていきます。

 

解体前に、お施主様の家具などはすべて撤去され、

お客さまにも仮住まいをいただいて、いよいよ工事がスタートします。

 

既設の状態から、どのように変化するか楽しみですね。

 

解体は少しずつ慎重に行っていきます。

 

今回のリフォーム工事は、

室内側から断熱工事を

最終的には、

内部は仕上げ材がすべて外されていきます。

 

 

解体工事が完了すると、

一度、床下工事のため基礎業者さんにバトンタッチします。

 

この辺は、新築工事と異なりますね。

 

昭和に建築された建物の場合、

床下が、たたき(土の土間)の場合があります。

 

その場合、床下からの湿気が上がりやすくなります。

 

床断熱材を防湿性の材料にすることでも防ぐことができますが、

より良い施工としては、

湿気が上がってくるのを防ぐ施工を試みたいところです。

 

ここも、

新築工事とは異なり、重機が入れないので、

人力で不要な土の搬出、平らにならす作業、

そして、防湿材の施工、

防湿フィルムがめくれ上がらないように、砕石で重さをかけて固定する作業

 

一つ一つを行っていきます。

 

床を支える束石が不足している場所には、

新しく束石を追加して、床がゆがまないようにした準備をしていきます。

 

 

 

そして、

耐震補強工事を行うときに、気を付けなければいけない工事が、

基礎のクラック補修になります。

 

ひび割れてしまった基礎の部分を

補修して、クラックを詰めていきます。

 

床下工事は、これにて完了。

 

もう一度、大工さんの工事に戻されます。

一度大工さんが床の下地組が行われると、

シロアリの予防の防蟻処理を行います。

床合板の裏側にも

防蟻処理を行っていきます。

 

今回は、

ボロンdeガード という

ホウ酸防蟻材を採用しています。

 

シロアリ対策も完了したところで、

 

解体後の状態を改めて検査していきます。

 

耐震改修リフォーム工事の場合、

ここの検査業務が結構大切になります。

 

耐震診断したときに検討していた場所以外に、

筋違などが発見される場所があります。

 

そういった場所がないかを

全箇所確認していきます。

 

筋違などの耐震要素を再度確認をして、

耐震補強計画を見直していきます。

 

改めて、

耐震診断の時には見つけることができなかった筋違などが

痛んでいないか、まだ強度が発揮できるような状態か、を確認していきます。

寸法もどのくらいのサイズのものが使われているのかを確認していきます。

 

 

 

今回も、

想定以上に筋違が既設の状態から発見されました。

 

ここも、耐震診断に含めて、

再度補強計画を練り直して現場に指示を出していきます。

 

そのさなかにも現場は進みます。

 

 下水の配管や、お湯・お水の床下配管も新しい設備用にやり替えをします。

 

床の下地が施工されると、

断熱材を施して、床下地合板を伏せていきます。

 

並行して壁の耐震パネル施工も行います。

 

その前段階においては、

柱と梁、筋違といった構造金物を接合する部分の金物も

現状の法律基準に合わない部分があるので、

現状の法律基準に適合して、

耐震性能を向上させるための金物を取り付けていきます。

 

ここも、

適切に施工されているか、一か所ずつ確認していきます。

 

既設の木材を考慮しながら取り付けていくので、

金物の取り付け方や、付け忘れなどが無いか、現場で検査していきます。

 

現場で、変更している箇所もあるので、

付け忘れや、これから取付予定など、

声かけ確認しながら、確認する指摘を出します。

「多分、つけるだろう~。」ではなく、

「ここ、金物つくので、お願いしますね。」と。

補強計画図をもとに確認をしていきます。

 

ちょっと大変ですが、大切な検査です。

 

今回は、柱を撤去して、

空間を広げる工事個所があるので、

大工さんに慎重に作業をしてもらいます。

 

キッチンダイニングとリビングをつなげる大切な部分。

 

出来るだけ柱を抜くことは避けたいのですが、

やむを得ない最小限の範囲で、柱を撤去する場合もあります。

 

その場合に、大きい梁で、

柱が負担していた荷重を代わりに受け取るように補強を行います。

 

隠ぺい部の検査や、軸組の施工、スイッチコンセントの

設置場所の確認が完了すると、

大工工事が加速していきます。

 

断熱工事を行いながら、

気密シートを張っていきます。

 

 

 

壁は、グラスウールを採用し、

屋根断熱は形状の複雑性から、現場発泡のウレタンを採用していきます。

 

 

グラスウールの場合は、

タイベックスマートによって、室内側の湿気が断熱材に入り込まないように

防止する施工を施します。

 

隙間ができないようにもしっかりと固定していきます。

 

リフォーム工事の場合は、

柱が傾いたり、ねじれたりしている場合が多々あります。 

 

気を使わない施工店さんであれば、

そのまま、壁を作っていくことで工事費用を下げたりするかもしれませんが、

当社の施工では、

壁は出来る限り垂直に施工してもらうように、

下地を組んで、水平・垂直をできる限り補正して施工していきます。

 

 

大工工事が進捗していく傍らで、

実は、

屋根の改修工事も進んでいきます。

 

足場を組んで、、、

瓦を撤去して、

重さの軽い板金屋根に改修していきます。

 

耐震補強工事の一つとして、

屋根の重さを軽量化することも耐震性に有効に働きます。

 

 

丁寧にはがしていきます。

 

もう一度、

屋根の下地合板を施工しなおして、屋根がビシッと決まるように施行していきます。

 

屋根防水用のシートを引き込んで、

板金を施工します。

 

しっかりと施工され、

建物の重量が軽量化され、地震がもたらす影響を軽減することができます。

 

屋根と外壁の付け根の部分も雨漏れが起きないように

丁寧に予防施工をしていきます。

 

屋根がきれいに生まれ変わりました。

 

大工工事も終盤戦に向かってきて、

造作工事が進んでいきます。

 

今回は、ネコちゃんも楽しく暮らせるように。

キャットステップが計画しています。

 

大工さんが、キャットステップを曲線状に加工。

ネコちゃんの形になるように加工して取り付けてくれました。

 

 

そして、

今回は、テレビ台も造作。

 

テレビ台も、空間の中に適切なサイズで施工できると

空間が閉まるので、ちょっとしたことですが、

アクセントになり、いい感じに仕上がります。

 

 

大工さんの工事が完了すると、

いよいよ、内装業者さんにバトンタッチをしていきます。

 

複雑な箇所もありますが、

クロス屋さんもきれいにまとめてくれました。

 

一部、室内土間としての

土足空間もあります。

 

そこは、

フロアタイルを採用して、土足で歩いても大丈夫内容に

施工していきます。

 

内装工事が完了すると、

クリーニング工事を行い、工事の完了が見えてきます。

 

 

 

クリーニング工事が完了すると、

いよいよ完成見学会を行います。

 

そして、

見学会が終わるとお引渡しになります。

 

■工事内容

【耐震断熱 デザインリフォーム工事】

耐震補強工事  耐震基準に適合へ改修

断熱補強工事  Ua=0.67 (安曇野市 H25基準 Ua=0.56)

気密性能 C値 測定不能 → C=2.6 へ改修

(UBが、改修して間もないため、工事対象外)

■仕様

断熱二重サッシ(Ykkap)

断熱玄関ドアに改修

屋根:瓦屋根→ガルバリウム鋼板へ改修

床:woodone 合板フロアに改修

壁:クロス張り

暖房:エアコン+エコウィンハイブリッド

 

 

■『こんな暮らしをしたい』

・住み慣れた住まいを、暖かく改修して暮らしたい

・耐震性の不安があるので、耐震補強を行いたい

・家族のネコちゃんもいるので、楽しんで暮らしてほしい

 

既存の間取りを活かしながら、

新しい暮らしに適合できるように、改修設計をさせていただきました。

独立したキッチン空間をリビング空間に取り込んで、

信州の住宅の間取りにありがちな

寒さを引き込んでしまう住宅間取りを

大改修して、暖かい空間になるように

間取りの変更をさせていただきました。

 

畳の生活から、フローリングの生活に刷新しつつ、

新しくリフォームさせていただきました。

 

外壁は、数年前にメンテナンスを行っていたので

内部からの施工のみで、改善を計画させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改築前

改築後

 

 

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