暮らしのコラム

外は、水たまり部分が凍り付いてしまうような気温でも、

室内を暖かくすることは可能です。

 

その時に注意しないといけないのが、

結露を考慮した設計をすることがあります。

 

室内の水分量のコントロールも必要ですが、

そもそも、建物全体の湿気をどのように処理していくかを考えておく必要があります。

  

以前のコラムにもありましたが、

「外壁が湿気を通すのか、通さないのかを決めておくことが重要」です。

これによって、 

建物内部の「湿気・水分量」に対してどう考えていくかが変わります。

 

実際に、雪解け部分が改めて凍ってしまうようなタイミングであっても、

外が雪が降ってきていても、

結露しないように設計していくことが重要です。

 

この写真で分かりにくいですが、雪が降り始めています。

 

薪ストーブを入れれば大丈夫。

とか、○○を入れれば結露しない。

ということではなく、

どのように水分をとらえているのかを考えて設計することが大切になります。

そうしないと、

壁内結露を起こしかねない設計になってしまうこともあるので、

注意が必要です。

  

特に重要なのは、外壁面の「透湿」をどのように考えていくか。

が非常に重要になります。

 

住まいの設計の中で、設計者に質問してみるのもよいでしょう。

 

【併せて読みたい】

・外壁が湿気を通すのか、通さないのかを決めておくことが重要

・パッシブな暮らし方 ~快適性を測る~

・壁内結露に注意しよう。

記事一覧へ戻る

お問い合わせ

※相談は無料です。調査研究、作図等の実費を伴う作業が必要な場合は、事前にご説明して進めさせて頂きます。

松川村(平屋) 断熱・耐震構造 現場見学会 4月【受付中】