暮らしのコラム

こんにちは。

暮らしのコラムがすっかり時間が空いてしまいました。

今回は、「薪ストーブのある暮らし」についてです。

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薪ストーブって、素敵ですよね。

別荘的な感じ。とか、じんわりと暖かいイメージ。

電気を使わないからエコな感じ。

火を見てると癒される。

薪ストーブで料理もできそう!

などなど、ワクワクするようなイメージがわいてきますね。

当設計事務所でも、薪ストーブのある暮らしを設計させていたた事例がいくつもあります。

信州 松本 薪ストーブ エコ.jpg
薪ストーブ 長期優良住宅 長持ち 省エネ 光熱費削減.jpg
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一言に、薪ストーブのある暮らし。と言っても

デザインは、さまざまです。

当設計事務所では、固定の概念や決まりきったデザインはありませんので、

建て主(お施主様)の要望を最大限引き出し、

国内最大級の耐震性能(耐震等級3)を設計基準として、耐震性能をしっかりと確保します。

そのうえで、

「あなたが住み続けたい家をデザインする」を設計信念として、提案しています。

薪ストーブを暮らしに取り入れるときは、室内に火があるけど大丈夫かな。。

とか

なんだか怖いな。。

と思われる方もいらっしゃると思います。

そのために、私たち設計者が存在します。 

暮らしの動線を考慮して、薪ストーブを使った暮らしをしっかりとイメージして

これまでの設計実績から判断して設計を行えば、心配することはありません。

大丈夫です。

薪ストーブ.jpg

(改築・リフォームで薪ストーブを提案)

薪ストーブがなぜ暖かいのか?

それは、『遠赤外線』の力なのです。

遠赤外線は、物質の内部から温める力があるからです。

例えば、焼きイモ。

石焼き芋は、焼きイモの表面はきれいなまま、焼きイモの中心までホッコリ火が通っている。

しかし、

たき火でやる焼きイモは、焼きイモの表面が焦げてしまう。

これは、石焼き芋の石が熱せられて、遠赤外線を出すからだといわれています。

薪ストーブも遠赤外線をだしているので、

人間の体の芯に熱戦が届き、体を温めてくれるという力があるそうです。

長期優良住宅に薪ストーブを組み込めるか?

そのようなご質問もいただく時があります。

もちろん大丈夫です。

ご安心ください。

きちんとした耐震性能と断熱性能を確保した設計の中に、

プラスアルファの暖房用の熱源として、薪ストーブを組み込みます。

薪ストーブは、断熱設計の要素にはふくまれないので、

薪ストーブがない状態で、長期優良住宅の断熱性能をクリアした設計とします。

最後に、

薪ストーブを採用するには、最大限大切なことがあります。

それは、建物の『断熱・気密』です。

薪ストーブは、煙突を持っているため、

住宅(建築物)の最上部に筒状の穴が開いています。

すなわち、建物の断熱性と気密性が悪いと、床下から冷たい空気を引込やすくなります。

しかも、

ただ断熱材が入っているから大丈夫です。という一言で済まされてしまっては、

設計に対する配慮が不足しているように感じています。

どういう断熱材を用いて、どのようにすき間を塞いでいくのか。

そして、その性能は設計上の数値として計画出来て、証明できるか。

すき間の量は、現場で測定した実績値としてきちんと報告できるか。

設計値と完成時の実績値をもって、

薪ストーブの恩恵を受けることができるといえるでしょう。

耐震性能がきちんと確保された住まいに

薪ストーブを暮らしに取り入れて、暖かい家に暮らすことは、

信州・長野(松本)で健康に住まう方法の一つだと考えています。

当設計事務所でも薪ストーブを採用していますので、

薪ストーブを生活に取り入れて暮らす実感・感想もお伝えできます。

お気軽にご相談ください。

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