暮らしのコラム

英設計では、

お引渡しをさせて頂いた後も、

定期点検にお伺いさせていただきます。



建物の定期点検は、

永く建物を管理していくうえでは大事なポイントになります。

「建てたら、それっきり。」ではなくて、

「建ててから、本当のお付き合い。」になります。


オープンシステムでは、設計事務所を中心に定期点検を行います。

設計・監理をさせて頂いた一級建築士が、直接点検に伺います。


その後、不具合が見つけられると、

施工をした職人さんに対応をしてもらうようになります。


最初は、1か月点検

一番最初は、お引き渡し後の1か月点検にお伺いします。

お引渡し直後の「初期不具合」を発見するために行います。

この時点では、

建具や、設備、床材などの施工したての状態で、なじんでいない部分をさがし、重点に確認します。

言葉で聞き取るだけではなくて、

実際に現地で「見て」、「触って」確認します。

1年点検・2年点検・5年点検・10年点検

英設計の推奨する、「オープンシステム」は、

お引き渡し後の保証を2年と定めているものが多いです。


一般的な工務店さんですと、1年保証がほとんどですが、

オープンシステムでは、2年まで補償をしています。


2年点検が、大きなポイントになります。


各点検では、

お施主様が普段は自分たちでは見ることが無いであろう部分を、点検していきます。

建物の外の、下水管のつまりが無いかを確認して、

全箇所の排水の蓋を外してチェックしていきます。

同時に、建物外部から

シロアリの被害が無いかを検査していきます。


英設計では、床断熱を基本としているので、

屋外から、シロアリの侵入経路を限定しているので、

建物の外部側の基礎の検査をすることで、シロアリの予防・点検が可能です。

(基礎断熱が多いとそうはいきません。)


床下の点検口もあけて、

給排水の排水配管が、漏水していないかも検査していきます。

水シミや、水たまりになっていないことを確認していきます。

このときに、きちんと床下に空気が流れているかも確認していきます。

きちんと空気が床下に流れていれば、

床下の湿気などもなく、健全な状態が保てているようになります。


定期点検は、健康診断や車検に似ている

建物の定期点検は、

人間なら、「健康診断」

車なら、「車検」に似ているかもしれません。


下水配管のつまりを検査するのは、

「血管のつまり」を検査することに似ているかもしれません。


水道の水漏れを検査するのは、

「血管の出血」を検査することや、「内臓の不具合」を検査することに似ているかもしれません。

外壁の傷みや塗装の劣化を検査するのは、

「肌の傷や、内臓の調子」を検査することに似ているかもしれません。


健康診断で、まだ病気になる前の「未病」の状態で発見できると、

「発病」することを抑えることができたり、事前に対処することができるようになります。


点検の時には、

時には、下水配管のつまりや、処理方法をお伝えしたり、

建物周りで、シロアリ被害にあいやすいリスクになってしまっている部分をお伝えしたりします。


お施主さまでは気づかない部分を中心に、お伝えをさせて頂いたりします。


車よりも費用をかけて建築した、大切な住まいです。

定期点検でも、設計監理させていただいた一級建築士が、

一緒に点検させていただき、

末永く、大切な我が家でいていただけるように、サポートさせていただいています。


建ててから、本当のお付き合い。そして提案。


その他にも、

光熱費の対策などのお話をさせていただくこともあります。

最近では、

太陽光パネルのご相談や、太陽熱温水器のご相談もいただくことが増えてきました。


建築させていただいて、お引渡しさせていただいてからも、

お施主様とご縁をいただけることに感謝しながら、

より良い暮らしや、生活の質が向上するように、

職人さんと共に、お引渡しさせて頂いた住まいを見守り、

新しい情報を発信させていただいています。


建てたら、あとは見に来ない工務店(業者)、とならないように、

お引渡しをさせて頂いた後も、お邪魔させていただいています。


お施主様からは、

「建てた後も気にしてくれていて、嬉しい。」という評判をいただき、

太陽光パネルの工事をさせて頂いたり、

外構工事でカーポートや植栽工事をさせて頂いたりしています。

私たちも、ご縁に感謝です。

コンパクトな設計事務所だからできる、建ててからのお付き合いも大切にしていきたいです。

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